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クラフトスタジオ見学に行ってきました|カール・ハンセン&サン

昨秋、東京流通センター内にあるカール・ハンセン&サン社(以下CH&S)のディーラー向け工房見学会に参加しました。
工房見学会は、CH&Sにとっても初の試みとのこと。普段は関係者以外入ることができない特別な場所でのイベントに、期待が高まります。
椅子好きであれば一度は触れておきたい名作、トラスファクトリーでも特に人気の高い一脚、CH24(通称Yチェア)。今回は、そのYチェアがどのようにリペアされるのかを詳しくリポートします。
工房は倉庫の一角に設けられています。倉庫内には修理依頼品だけではなく、皆さまにお届けするために入荷したばかりの商品も並び、検品を終えて出荷を待つ家具の数々が整然と置かれていました。その光景は圧巻で、思わず見入ってしまいました。
そちらに目を奪われつつも、修理依頼品に目を向けると、お客様から預かったさまざまな家具が並んでいます。届いた箱には、それぞれの家具の状態やご要望が丁寧に書き添えられており、長年大切に使われてきた背景が伝わってきます。
倉庫を抜け、いよいよ工房へ向かいます。
今回の見学会では、実際にお客様からペーパーコードの張り替えのご依頼を頂いたYチェアを使用し、ペーパーコードをカットする工程から修理完了まで、すべての作業を間近で見学できるという内容となっていました。
Yチェアは、1950年の発売以来、一度も生産が途切れることなく、現在もCH&Sを代表する椅子として作り続けられています。世界中で広く愛用されていることから修理の依頼も非常に多く、実用性と美しさを兼ね備えたデザインは、インテリアとしても高い評価を得ています。また、デザイナーズチェアでありながら、比較的手に取りやすい価格帯でもあることも、日本国内での高い人気につながっており、工房に寄せられる修理依頼の多くはYチェアが占めているそうです。
工房では、基本的に一人の職人が一脚全ての工程を担当し、責任もって作業を行います。
具体的な作業工程については、リポート2に続きます。



