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普遍的な美しさと職人技が宿る「UNI-Dining Table」|宮崎椅子製作所

当店でも多くのお客様に愛されている、特別なダイニングテーブルをご紹介します。 デンマークの巨匠、カイ・クリスチャンセン(Kai Kristiansen)氏がデザインを手掛け、日本の「宮崎椅子製作所」が形にする 『UNI-Dining Table(ユニ ダイニングテーブル)』 です。 一見するとシンプル。しかし、見る角度や使う時間を重ねるほどに新たな魅力に気づかされる奥深さを持っています。今回は、このテーブルが生まれた背景と、その美しさの理由をご紹介します。
-すべては、名作チェア「No.42」の美しい復刻から
UNI-Dining Tableの物語は、2008年まで遡ります。
北欧家具の黄金期である1950~60年代、カイ・クリスチャンセン氏は数々の名作を世に送り出しました。なかでも、エッジの効いたハーフアームと絶妙な背もたれの傾きを持つ「No.42」は、ヴィンテージ市場でも高い評価を受ける傑作として知られています。しかし、この美しい椅子を現代の技術で正しく復刻することは、容易なことではありませんでした。
当時、すでに80代を迎えていたカイ氏が、自身のデザインを託す正統なパートナーとして選んだのが、日本の宮崎椅子製作所でした。椅子づくり一筋の職人たちは、ミリ単位の修正のために何度も徳島へ足を運んだカイ氏と、真摯に向き合い、まさに刃物を交えるような真剣勝負を重ね、世界で初めてNo.42の正規ライセンス復刻を成し遂げます。
この奇跡的な出会いと、職人たちへの絶対的な信頼から、椅子の魅力をさらに引き立てるテーブルのプロジェクトが動き出したのです。
-ルーツである丸テーブル「Universe」から「UNI」への進化
実は、このシリーズのルーツとして最初にデザインされたのは、円形の天板を持つ「Universe Dining Table」でした。空間を優しく包み込むこの丸テーブルは大変美しく、現在も当店でその素晴らしい佇まいをご覧いただくことができます。
このUniverse Dining Tableという優れたベースがあったからこそ、カイ氏と宮崎椅子製作所は、現代の多様な住環境を見据えた次の一歩へと進むことができました。名作チェアを合わせたときに最も美しく見えること。そして、限られた空間でも壁付けなどによって効率よくレイアウトできること。
そうして生まれたのが、巨匠のタイムレスな美意識はそのまま受け継ぎながら、日本の住まいにも寄り添う角天板タイプとして再構築されたのが、今回ご紹介している「UNI-Dining Table」です。
-触れて、初めて理解する「絶妙なライン」
このテーブルを目の前にしたとき、ぜひじっくりと目を凝らし、触れてみてほしい場所があります。それが、脚部のラインです。
ただ上から下へすーっと細くなっているわけではありません。ほんのりと柔らかな丸みを帯びながら、脚先に向かって絶妙な変化を描く有機的なフォルム。そのわずかな膨らみと絞り込みに、カイ氏のデザイン哲学が宿っています。
そして、その造形を実現しているのが、日本の職人たちによる丁寧な手仕事です。一脚一脚ならぬ一本一本の木材と向き合いながら削り出されたラインは、量産品にはない温かさを感じさせます。
さらに、そのやわらかなラインは、天板のエッジに施された滑らかな面取り加工とも美しく響き合っています。重厚な無垢材を用いながらも軽やかさを感じさせ、腕を掛けたときには驚くほど自然に肌へ馴染む。その心地よさは、毎日の食事の時間を静かに豊かにしてくれます。
-住まいに合わせて選べる、サイズと樹種の愉しみ
ダイニングテーブルを選で重要になるのがサイズです。大きすぎれば動線を妨げ、小さすぎれば日々の食事で窮屈さを感じてしまうため、住まいごとに最適な寸法は異なります。
UNI-Dining Tableの大きな魅力のひとつは、使い手の暮らしに寄り添う豊富なサイズ展開です。
コンパクトな幅110cmから、ダイナミックな210cmまで、いくつかのサイズが用意されており、それぞれの家族構成や間取りに合わせた最適なバランスの一台を選ぶことができます。さらに、インテリアの雰囲気に合わせてお好みの樹種(チェリーやウォールナットなど)を選ぶことで、同じ形でありながらも、全く異なる表情の選択肢を愉しむことも可能です。
暮らしに合わせて選べる余白があること。それもまた、現代の暮らしを見つめ続けるこのテーブルの、目に見えない優れたデザインと言えます。
-永く愛し、受け継いでいく家具
デンマークの巨匠がこだわり抜いた美しい線と、日本の職人が一歩も引かずに形にした技術力。その2つが重なり合って生まれたUNI-Dining Tableは、単なる家具ではなく、暮らしとともに育っていく存在です。
使い込むほどに味わいを深め、次の世代へ受け継ぐこともできる。そんな魅力を備えています。
当店では、角天板の「UNI」と、その源流である丸天板の「Universe」、その両方をご覧いただけます。
写真や言葉だけでは伝えきれない脚部の絶妙なラインや、天板のなめらかな手触り。ぜひ店頭で、その細部に宿る職人の美意識を五感で確かめてみてください。
毎日の食事の時間が、きっと今よりも少し愛おしいものになるはずです。


